徒然

誰も見なくていい日記

小説

お久しぶりです
久しぶりに書いたのはただの感想ブログ。
私はほとんどの趣味を齧った度の過ぎたミーハーとでも解釈してる。

今回は某舞台、様々な作家を転生し敵を倒したりなんだりと進む話。
第3弾とすこし長期にわたる作品。
私は元々友達の紹介から、原作のゲームも初演を見てからインストールしたようなにわかだ。
ところどころ面白く勉強になって、各キャラクターの人間性と葛藤と関係性が現実のものとうまく織り交ぜてる。

第3弾を見た今日。
とにかくすごかった。
私の少ない語彙力では第一声がそれだ。
主人公は、初演では仲間との3人で進んでいたのに今回は違うんだよな。
1人で転生し、憧れの人と再度会えたのに、憧れの人は仲のいい人とずっと繋がってる。
憧れの人は憧れの人がいて、自分はそれが何故か許せなくて。
憧れが故の嫉妬、自分が1番じゃなきゃ嫌だ、真っ直ぐ言えたらどれだけいいか。
そして憧れの人の憧れの人は人間性がしっかりとしてて優しくて包み込むような作品を書く。
自分には到底たどり着かない地位と、クオリティと、信頼関係。
ただのファンの1人でしかない疎外感。

憧れの人は厚い信頼関係を作った人と、また仲のいい人達と付け入る隙なく会話に花を咲き、みんなはそこに群がる。
自分だけが否定してるような、間違ってるような。
どうすればいいと思う?、そんな質問は否定も肯定もされなくて、お前ごときが口を出すなとピシャリと言い放つ。

酒を飲み酔いの回った作家は誰の肩を持つ気は無い、あるミステリー作家はふらりとかわすように核心を着く。

「人を支えてるのは国じゃない、人の思いだ」
「俺がお前の酸素になる」

そうやってみんなして優しく包み込む。