徒然

誰も見なくていい日記

慈愛

秋になった
昼は暑く、汗ばむのに、夜が深くなると風は冷たく、お風呂に上がったとき湯冷めをするようになった。
体調も著しく悪くなった。
やっと元に戻りかけているが。

人生は、大切な人を増やしてしまうのは間違いなのかと思う。

たぶん、間違えでもないし、正しいと思うならそれでいい、くらいなんだろうけど。

3年前に、色々あって、もう自分はこんな年齢になってしまってて。

大切な人ができた。

家族以外に、友達とも言えない、もっと超越した存在。
初めてできた存在。

生きててくれてありがとう、と何度も思った。
好きでいてくれてありがとう、と何度も言った。
どうか離れないで欲しい、と何度も願った。
幸せになろう、幸せにしたい、と何度も噛み締めた。

よくわからない感情に何度も苛まれた。
なにが正しくて楽しくて、好きがわからずに時間が進む怖さに溺れた。
解決されてるようで解決できてない結果論が私の背中を刺した。
マイナスとプラスを、好きと嫌いを、行ったり来たりしていた。

まだ早かったんだ、とよく責めた。
相手の気持ちを踏み躙るように、自分を責めた。

会うと楽しくて、嫌なことを全て忘れて、頭の中が楽しいという感情で終わってしまう。

それでいいのかわからなくて夜中に何度も検索した、同じような人を見つけては安堵した。

たまには相談して腑に落ちては別のことで悩んだ。

別の人間関係が全て上手くいかなくて、私は嫌な人間なんだとよくわかった。

数年前に比べてだいぶマシになった情緒と外見を、客観的に気づいては幸せになった。
そうやって、マイナスとプラスを積み重ねて積み重ねて生きていくしかないのかもしれない。

ない信頼をどうにか作り上げて必死になってる私に無条件に愛し信頼してくれるあなたがいてくれて、本当によかった。

一緒に死んでいこうね、