徒然

誰も見なくていい日記

好きだから

どうも2020年
代わり映えのない日常ってないんだなぁって思ってるところです

また推しグループに脱退発表があった。
これでここから失うのは2人目だ。
ただ、1人目とは違うのが「明確な理由とこれからの人生の見極めと今までの愛」がしっかりと見えていたからだ。
日頃の行いとよく言うがまさにそれで、1人目の時に比べると慈愛に満ちた雰囲気となっていた。
推してた方はもちろん仕方の無いこと、苦しく辛い悲しいことにしかならないと思う。
前に進んで、と言われたところでどうにもならない、かなり無理な話です。

途中下車をした2人を見てるメンバーを推してるのが私。
対岸の火事、というには少し大袈裟だが、少し、いや結構心にくるものはなかった。
あっさりとした心境の中で「やっぱりそうかぁ」と「悲しいなぁ」と「6人で音楽番組出たかったかなぁ」くらい。

私には、人生をかけて推してる子達だったと胸を張っていたんだけど、案外現実では深く深く考えてはなかったらしい。

「グループ」が本当に好きだったのに、あんなに推しが涙を流して夢を語っていたのに、悔やんでいたのに、私はこんなに涙も何も無くていいのだろうか?、そう思うのは誰でも彼でも重荷になりそうで、ただここでだけ吐きたかった。

3年前の私、3年後の私だよ。
どうだい?君が推してたグループ、しかもボーカルの1人と窓口だと言われてたような2人が抜けてしまうよ。
ただひたすらみんなが明るくて最高で好きだよ。それはいつになっても変わらないけど、本人たちはゴロッと変わってたみたい。
本当に、アイドルとその一部のオタクなんだとひしひしと伝わるね。
1人目、脱退したときあんなに泣いてブログも3つくらい同じ人の話で書き連ねた、あぁこんなに耐性つくもんなの?なんてもう1人の冷静な自分は薄ら笑いを浮かべてて、そういうとこ嫌いだよって話しかけた
それでも推しててよかったって、ずっと言ってるよ。


推してた人達は、いっぱいいっぱい吐露していた。
そりゃ推してたから、普通の事だよ。
だからこそ私みたいなやつにどうやこうや言われて嬉しいんだろうか?寄り添えてるフリは嬉しいんだろうか?分からないからこそ黙ってもいいだろうか?推してる人にしか分からないはずなのに、いつから全部が全部理解出来た優秀な押し付け大会が始まったんだろうか?
箱推しだったなら全然わかる、絶対つらいだろう。「一人でも欠けてほしくない」と思うだろう。少し前の私はそれだ。

ただの単推し、1人のメンバーが抜けます、これから5人で頑張ろうね、もういいよ。十分頑張ったよ。
大好きでしたと、頑張ってたねと、お疲れ様が、あれば十分じゃないのかな。
これは私の押し付け大会だ。

いつでも私の人生は私が主軸だな、と最近よく気付くようになった。
誰にでも預けちゃ良くないな、と。

まとまらずに終わるが、愛が無いという訳じゃない。
好きだったけど、好きだからこそ、好きな人の感じてることをそのまま生きてて欲しいと思えるようになった。
私の人生は私が主軸なように、誰かの人生は自分が主軸の人生なだけなので、どうか幸せでいてくれないだろうか?

よく分からなくなってきたな。
あぁ楽しかったな。
黄色のペンライト、よく笑う顔、大きな声、美味しそうに食べ物をほおばる姿と、綺麗な黒髪、高い鼻。
人のことをよく気使うお兄ちゃんのように包み込み優しさと少しだけ抜けてる弟のような愛嬌を持ち合わせてた。
推しときゃっきゃと楽しそうにライブ配信してたのはすごく可愛くて、めちゃくちゃすきだって思った。
あと色んな番組で爪痕を残すような子だったな。
ほかのメンバーでも色んなことするけど、特にすごかったな。
逃走して最後まで逃げ切れたんだっけな。
家族愛が大きい子だから貯金もしてた。
一戸建てを建てたいって。
今から妹さん達とゆっくりできるなぁ。
それなら私、嬉しいなぁ。

私、結局はみんなのこと好きだったんだな。