徒然

誰も見なくていい日記

零色

白いブラウスと黒のズボン、指定カバンを背負ったいわば制服を身にまとった学生たちの群れをバスの左側窓から遠巻きに見る。
知らなかった、もうそんな時間だと。

人々が帰路に着く時間帯に自分は働きに出る。
人々が休日を楽しむころに自分は働きに出る。

いつもそう時間が動いていた。

ストレスと疲れからか食事は普通量で満腹、いや少し気持ち悪さを引き出すほど。

やることが増えた。
好きなことも増えたと同時に。

夜中は寝れずに3~4時にやっと眠りについて、朝8時に起きて洗濯。少し仮眠を挟んで働く準備、終われば風呂と晩御飯があって、寝る前にトイレ掃除と大きな洗濯ものを干す
程よく人に頼って、たまに洗濯を畳む。

あっという間に毎日が消えてます。

推しのことまで頭が回らず、ちょうどよく愛でられる子を愛でて精神の安定を保ってます。

日が沈みかけた空が少しだけ曇ってて明日はもっと涼しくなれと有り得ない願いを込めた左側窓をまた覗いた。
吹く風がぬるくて、クーラーの有り難さを身に染みた。